[I-254] 部材温度の変化を考慮した鋼鈑桁橋モデルの固有振動特性
キーワード:構造ヘルスモニタリング、振動特性、部材温度、FEM解析
橋梁の振動計測データから固有振動特性を同定するには温度などの外的作用が動的応答特性に与える影響について検討する必要がある。本研究では、北海道北見市内の橋梁で計測した動的応答特性の変化に対して、数値解析を用いて温度が固有振動数の変動に与える影響について検討した。複数モードに対応するため、2次部材を含む詳細なモデルを構築し,温度による影響として部材の物性値を温度毎に一律に変化させて固有振動解析を行った。解析結果からモード形状によって固有振動数の変動傾向が異なることを確認した。今後、部材毎の温度変化の違いを反映した解析を行うことで、モード毎に固有振動数の変動をより詳細に再現できる可能性がある。
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