[I-275] High-precision post-earthquake serviceability performance evaluation based on Pushover analysis
Keywords:steel arch bridges, seismic response analysis, pushover analysis, post-earthquake serviceability performance evaluation
地震による損傷で残留変形した橋脚の地震後の使用性は,一般的には地震応答解析によって得られた最大塑性率から算出される残留変位によって照査される.しかしながら,現行の方法だと鋼アーチ橋のような高次の不静定構造に対して構造全体としての地震後の使用性は評価できず,直接的に残留変位を算定しようとしても非線形要素や履歴則の依存度が高く,定量的に判断するのは困難であると考えられる.そこで本稿ではこれまでの構造全体の安全性の照査を参考に,詳細なシェル要素を用いた大規模モデルを用いて,地震後に残存する耐荷性能を定量的に評価する手法の検討を行った.
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