[I-110] 劣化したRC床版を有する合成2主桁橋の構造特性 ー解析検討ー
キーワード:限界状態、合成桁、RC床版、載荷試験、FEA
平成29年に改訂された道路橋示方書では,構造システムとしての限界状態の定義が与えられており,部材の限界状態と同様に限界状態の明確化とその定量評価が課題である.
本研究では,構造システムとしての限界状態の把握に資する研究として実施した1/2スケールの劣化したRC床版を有する合成2主桁試験体の3点曲げ載荷試験を対象に解析的検討を行う.
解析モデルではRC床版の損傷は考慮していないものの,実験結果と解析結果の傾向はおおむね一致しており,実施したFEAの妥当性が検証されたといえる.ただし現状ではRC床版が健全であるとして再現解析を実施している点には注意が必要である.
本研究では,構造システムとしての限界状態の把握に資する研究として実施した1/2スケールの劣化したRC床版を有する合成2主桁試験体の3点曲げ載荷試験を対象に解析的検討を行う.
解析モデルではRC床版の損傷は考慮していないものの,実験結果と解析結果の傾向はおおむね一致しており,実施したFEAの妥当性が検証されたといえる.ただし現状ではRC床版が健全であるとして再現解析を実施している点には注意が必要である.
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