令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(施工)

座長:上仙 靖(土木研究所)

[I-322] ジャッキアップ受梁構造を用いた支承取替の施工

〇門田 徹1、内藤 仁志2、阿部 能和3 (1.JFEエンジニアリング株式会社、2.JFEシビル株式会社、3.ショーボンド建設株式会社)

キーワード:支承取替、RC橋脚、ジャッキアップ、ジャッキアップ受梁

首都高埼玉1号川口線において,上部工の耐震補強を目的とした支承取替工事を実施した。川口線は昭和60 年頃に建設されており,本工事区間における下部構造はRC 橋脚,上部構造は単純鈑桁構造の形式が採用されている。本工事区間の橋梁構造の特徴として,両外桁は橋脚端部に合わせて配置され,その支承は主桁ウェブ位置ではなく端横桁の直下に設けられていた。本工事ではこの支承取替のための外桁のジャッキアップにおいて,一般的なジャッキアップブラケットとは異なり受梁構造を採用した。本稿では,ジャッキアップ受梁を用いた支承取替について,計画・施工概要を報告する。

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