令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

港湾の耐震・危機耐性

座長:一井 康二(関西大学)

[I-438] 支承に用いる六角ボルトを複数設置した場合の耐力評価に関する再現解析

〇二宮 智大1、中尾 尚史1、大住 道生1 (1.国立研究開発法人土木研究所)

キーワード:再現解析、損傷制御、支承、六角ボルト

道路橋の耐震性能の照査において設定する作用を超過する作用に対して,特定の部材に損傷を誘導することで橋梁全体が致命的な被害に至らないように損傷をデザインする方法や,その損傷を誘導する損傷制御型支承の検討が行われている.損傷制御型支承の設計に当たっては,損傷させる部品と損傷させない部品の耐力を正確に評価し,部品同士の耐力差を明確に設定できるようにすることが重要である.本稿では,下沓とベースプレート間に取り付ける六角ボルト全体の耐力を把握することを目的に実施した載荷実験の再現解析を行い,実験結果との比較を通して解析モデルの検証を行うとともに,六角ボルトに作用する力の作用状況の詳細を確認した.

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