[I-283] Study on failure mode of steel I-girder bridge's support point structure for early restoration
Keywords:early restoration, damage control, superstructure support point, bearing
地盤変状に伴って想定を超える外力が橋に作用し上下部構造間に大きな相対変位が生じた場合でも、橋の機能回復に及ぼす影響を最小限に留める橋の破壊形態に関する基礎的検討の一環として、支承部よりも先に上部構造支点部が破壊しない構造の考え方の確立に向けて、ゴム支承に支持された鋼I桁橋を対象に支点部構造や外力の入力方向の違いが橋の破壊形態に及ぼす影響について解析を行った。この結果、支点部構造や外力の方向によらず、支点部の耐力喪失がゴム支承の破断に先んじて生じることはない一方で、ゴム支承の破断よりも先に支点部主桁腹板の降伏が生じることや、支点部構造により部材の降伏順序が異なることが確認された。
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