[I-285] A study on asymmetry behaviour in seismic response for the bridge using Uplifting Slide Shoes
Keywords:UPSS, Uplifting Slide Shoe, Dynamic Response Analysis , Seismic Analysis Model, Coupled Vibration, Earthquake Excitation
反重力すべり支承(UPSS)を用いた橋の動的解析では,地震時に支点位置の桁が上下動すると共に,桁高を考慮して設けたオフセット部材により桁に曲げが発現して鉛直振動を励起する.UPSSを用いた橋では鉛直振動と水平振動が連成するため,鉛直振動が橋全体の応答に影響を及ぼす.さらに,桁の固有鉛直振動モードも影響するようである.本稿では,反重力すべり支承を用いた橋では左右対称の構造であっても,地震時の応答値は左右対称位置で同じにならないことを確認した.このことより,UPSSを用いた橋の動的解析においては地震波を左右両方向から入力し,大きい方の応答値で評価する必要がある.
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