令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

座屈・耐荷力(桁・板)

座長:宮嵜 靖大(長岡工業高等専門学校)

[I-113] 水平補剛材を有する鋼桁の曲げ耐荷力に関する実験的研究

〇米田 萌1、白戸 真大2、高橋 慶2、小野 潔3 (1.早稲田大学大学院、2.国土技術政策総合研究所、3.早稲田大学)

キーワード:橋梁用高性能鋼材、SBHS500、鋼桁、曲げ耐荷力、水平補剛材

2017年の道路橋示方書の改定により部分係数設計法が導入されたことを受け,限界状態を適切に設定し評価することでより合理的な設計が可能となり,設計法の自由度が高まった.他方,鋼桁についても塑性化を考慮した設計法の開発に向けた研究が現在行われている.この設計法の開発のためには,限界状態および耐荷力に関する実験データが必要である.こうした背景を受け,本研究では水平補剛材を有し,かつ幅厚比が緩和されたウェブを持つ鋼桁の曲げ耐荷力について明確にすることを目的とし,SBHS500とSM490Yを対象とした曲げ耐荷力試験を行った.耐荷力試験の結果,SBHS500とSM490Yの違いによる差は見られなかった.

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