橋梁の耐震(2)

[I-289] The application of PC steel rod to post-installation anchor for seismic reinforcement work of bridges, its experiment and design

〇Tominaga Yuuki¹, Kagawa Yoshitaka¹, Yamamoto Taizou¹, Ookubo Takashi², Myoujin Yuki² (1.West Nippon Expressway, 2.KAWADA CONSTRUCTION)

Keywords:PC steel bar, Post-installation anchor, Seismic reinforcement, Shear loading test

橋梁の耐震補強において、既設構造物に水平力分担構造等の補強部材を設置するためにあと施工アンカーを使用するが、設置箇所が橋脚支承部周辺の場合、鉄筋が密に配置されており、既設鉄筋との干渉を防止することが課題となっている。現在工事中の橋梁において、あと施工アンカーに鉄筋を使用した場合、アンカーが既設鉄筋に干渉し、アンカーの設置が出来なかったことから、アンカー径を小さくするために、アンカーボルトへのPC鋼棒の適用を検討した。適用にあたり供試体を作成し、PC鋼棒のせん断載荷試験を実施した。本稿はアンカーボルトへのPC鋼棒の適用にあたり検討内容及び実験結果を報告するものである。