令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(点検・調査)

座長:長山 智則(東京大学)

[I-323] 点検ロボットの活用を考慮した橋梁マーカーの視認性等に関する実験研究

〇吉田 好孝1、石井 豊2、新田 恭士3、中澤 治郎4 (1.クリテック工業、2.橋梁調査会、3.土木研究所、4.パシフィックコンサルタンツ)

キーワード:橋梁点検、橋梁維持管理、マーカー、点検ロボット、ドローン、カルマン渦

目的:橋梁点検ロボットに要するコストを低減させ、作業効率を高めるために橋梁マーカーの視認性実験を行った。
要旨:上部工は桁側面、床版下面、下部工は低橋脚、高橋脚、更に室内実験を行い、4種類のマーカーと、ドローンなどの点検ロボットを使用して、撮影距離及び照度などを変化させ、それらの視認性などについて研究した。
結論:マーカーから3mほど離れて撮影すると、50mmサイズのマーカーについて視認が可能であった。AR型マーカーの視認性が良好であったが、情報量の多いQR型でも可能であるとの結果が得られた。

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