令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(点検・調査)

座長:長山 智則(東京大学)

[I-328] 空港インフラの効率的な維持管理を目指した橋梁定期点検の自動診断システム構築のための一考察

〇那須 瑞生1、山口 浩平1、尾関 将克2、山本 裕2、白井 聡2、宮根 正和2、平尾 百花1 (1.長崎大学、2.成田国際空港)

キーワード:維持管理、橋梁定期点検、機械学習、インフラ、ニューラルネットワーク、自動診断支援システム

橋梁定期点検は国土交通省の橋梁定期点検要領に基づいて実施されているが,点検項目が多く,大変な労力と時間,費用を要する.また,定期点検は橋梁診断員の知識や経験によるため,大変な労力や時間を要することや,判断基準が明確でないことが問題となっている.本研究では今後の定期点検の効率化を目的とする.点検と診断の関係性に着目し,これらの対応関係を見出す.損傷の発生部材や発生箇所,第三者被害の有無等を考慮し,点検から診断を一意的に評価する判断基準を見出すことができれば,自動診断支援システムの構築など定期点検の効率化につながると考える.

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