Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持管理(点検・調査)

Chair:Tomonori Nagayama

[I-330] Detection of fatigue cracks in steel structure using active temperature gap method.

〇Yuya Harukaze1, Daiki Shiozawa1, Masahiro Hayashi2, Takahide Sakagami1 (1.Graduate School of Engineering, KOBE University, 2.Honshu-Shikoku Bridge Expess Company)

Keywords:Infrared thermography, Method of temperature gap, Fatigue crack, Inspection, Long bridge

長大橋のUリブ鋼床版に発生したビードき裂を検出する非破壊評価手法として温度ギャップ法が提案された.本手法では,舗装が温められた場合の温度分布を,赤外線サーモグラフィを用いて計測し,得られた温度分布計測に基づいて疲労き裂を検出できる.温度ギャップ法は,防食塗膜を除去することなく遠隔からの疲労き裂検出が可能である.一方,人工的な加熱を与えるアクティブ型では,入熱量や加熱位置を制御できることから,計測環境によらず安定して高精度な疲労き裂の検出が可能になると考えられる.本報告では,加熱方法として,ドライヤーによる熱風,および熱湯を含んだフェルト布接触を適用し,き裂の検出が可能になることが分かった.

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