令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(点検・調査)

座長:長山 智則(東京大学)

[I-331] AE法による供用下高速道路橋の鋼床版内在き裂検知

〇渡部 一雄1、上田 祐樹1、碓井 隆1、染田 恵一郎1、平野 秀一2、日名 誠太2、平山 繁幸3、岩井 渉3 (1.東芝、2.首都高速道路、3.首都高速道路技術センター)

キーワード:鋼床版、疲労き裂、ビード進展、アコースティック・エミッション、センシング

大型車交通量の多い鋼床版橋においてデッキ・Uリブ溶接部の溶接ルートを起点とする疲労き裂が問題となっている。このき裂は内面から発生するため、鋼材を貫通して表面に現れない限り、近接目視が主体の定期点検では発見することはできない。き裂が表面に現れない状態(内在き裂)でセンサにより検知できれば大きな事故を未然に防ぐ効果が期待できるほか、補修コストの抑制も期待できる。本稿では、鋼床版箱桁橋を対象に、一般交通下でAE計測を実施し、計測結果から推定された内在損傷箇所を切削調査により確認した結果を報告する。

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