令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

診断・補修・補強(2)

座長:青木 康素(阪神高速道路)

[I-401] CFRP補剛材を用いた鋼桁端部の補強効果に関する基礎的検討

〇松井 孝洋1、古田 大介2、タイ ウィサル3、中村 一史3 (1.東レ株式会社、2.エム・エム ブリッジ株式会社、3.東京都立大学)

キーワード:炭素繊維強化プラスチック、VaRTM、補剛材、鋼桁、圧縮特性

旅客機の構造部材や風力発電用ブレード等の大型FRP構造物の製造で用いられるVaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)技術は、立体FRP構造材を既設鋼構造物に増設し、補強することが可能である。この技術を用いて、橋梁鋼桁支承取替時のウェブ座屈防止策にCFRP補剛材を適用する技術開発を進めている。本検討では、鋼桁に対するCFRP補剛材の仕様を決定するために、CFRP補剛材の形状や、ウェブへの設置方法をパラメータとして鋼桁端部を模擬した試験体の圧縮試験を行ない、補強効果を確認した。

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