Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

診断・補修・補強(2)

Chair:Yasumoto Aoki

[I-403] Energy release rate of CFRP bonded steel tube members

〇Morimune Mizutani1, Toshiyuki Ishikawa1 (1.Kansai University)

Keywords:CFRP, adhesive, steel tube, energy release rate

CFRP接着補修・補強では断面急変部となる接着端部では接着剤に高い応力が生じることでCFRPがはく離する可能性がある.しかし,これまでにCFRP接着鋼管部材に対して,はく離指標となるエネルギー解放率の算出方法は与えられていない.本研究では,等曲げモーメントを受けるCFRP接着補強鋼管を対象として,FEM解析を用いてエネルギー解放率を評価した. FEM解析の結果,エネルギー解放率は曲げ作用により受ける引張と圧縮の大きさでエネルギー解放率がはく離幅方向に分布することがわかった.また,本研究では理論式によりエネルギー解放率の算出方法を示した.提案式はFEM解析の結果とよく一致した.

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