令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁の耐震(3)

座長:宇野 州彦(五洋建設)

[I-298] 無筋コンクリート橋台における地震時被害無筋コンクリート橋台における地震時被害に関する再現解析

〇高橋 紗希子1、佐々木 尚美1、中村 宏1 (1.東日本旅客鉄道(株))

キーワード:無筋橋台、打継ぎ部、ニューマーク法、変位量

2004年に発生した新潟県中越地震の際,無筋コンクリート橋台(以下,無筋橋台)において,打継ぎ部で約400mmの変位が確認され,現在は復旧されている.このような変位が生じた理由としては,地震時に弱点であった水平の打継ぎ部が地震時に目地切れを起こし,水平力や背面土圧等によって前面方向にずれたことが考えられる.
本研究では,新潟県中越地震で被災した無筋橋台を例に,実現象の解明のために中越地震変位量の算出シミュレーションとしてとしてニューマーク法を用いて再現解析を実施したので報告する.

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