[I-339] 地方自治体での利用を想定した道路路面の画像計測装置と健全度評価システムの構築
キーワード:道路舗装路面、画像計測装置、クラック抽出、影領域の補正、GPS情報
我が国の道路網は120万Km以上と膨大であり,その90%以上を地方自治体が維持管理している.本研究では地方自治体での導入を想定した道路路面の画像計測装置の開発を行い,取得した路面画像からクラックを抽出し,その結果を表示するシステムの開発を目的とした.計測システムの開発では,小型カメラと吸盤型の設置冶具を用いることで,使い易く総費用が100万円以下の実用的な装置を構築できた.次いで本計測装置で一般道の舗装路面画像を撮影し,それらからクラックを抽出する画像処理フィルタを構築した.最後に計測画像およびクラックを抽出した画像と,位置情報をリンクし,地図上に表示するシステムを開発した.
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