令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(測定)

座長:蘇 迪(東京大学)

[I-341] Wave field データの転移学習による自動非破壊評価システムの開発

〇蓑輪 里歩1、斎藤 隆泰1、廣瀬 壮一2 (1.群馬大学理工学府、2.東京工業大学環境・社会理工学院)

キーワード:非破壊検査、レーザー超音波可視化試験、転移学習、深層学習

近年,構造物の維持管理等を目的に非破壊評価の重要性が高まっている.その中でもレーザー超音波可視化試験は将来の完全自動化に向けた非接触かつ高速な検査が可能であり,試験体表面の超音波伝搬を可視化することができる.本研究では,人材不足が懸念される検査技術者の代替として,人間の補助的役割を担うAI技術を用いた非破壊評価システムの確立を目指す. AIに必須な膨大なデータを集めるためには,様々な条件下での検査結果を収集する必要があり,現実的ではない.そこで,人工画像を学習させることで得られた特徴抽質能力を実験画像に適応させて, 転移学習による自動非破壊評価システムについて検討していく.

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