[I-369] Bridge deck replacement project with enough in-service traffic lanes
Keywords:Major renewal project, Replacement of bridge deck, Precast prestressed concrete deck, Integration of up and down lane
長良川橋は名神高速道路に昭和38年に建設された鋼3径間連続合成鈑桁橋である。経年劣化や大型車交通量の増加などの環境変化により老朽化が進んでおり、大規模な更新を行う必要がある。一般的な床版取替工事では、上下線に渡り線を設けて対面通行規制として工事範囲の車線を迂回させたり、車線数を減らし半断面ずつ施工したりと、交通に与える影響が大きいという課題がある。本橋では、上下線が平行し架橋されている点に着目し、上下線間に鋼箱桁を増設して幅員を拡げ、車線を切り替えながら車線数を確保しつつ床版取替工事を行う方針とした。本稿では更新工事の施工ステップと、施工計画により得られる利点について説明する。
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