[I-143] 崩壊土砂用防護柵に対する重錘衝突実験(その2)
キーワード:落石防護柵、実物実験、崩壊土砂防護柵、落石エネルギー吸収
近年施工数が増加している崩壊土砂用防護柵では,設計時に崩壊土砂荷重の他に落石荷重に対する検討を行うことが多く,これまでは一般的な落石防護柵と同様に,ワイヤロープの弾性伸びによる落石エネルギーの吸収量を算出し,設計を行ってきた.しかし平成29年12月の「落石対策便覧:日本道路協会」の改訂に伴い,落石防護柵に対する性能設計の枠組みが示され,H鋼を支柱材とし,横ワイヤとひし形金網を組み合せた一般的な落石防護柵以外の落石防護柵については実物実験による性能照査が必須となった.そこで本研究では崩壊土砂用防護柵に対して重錘衝突による性能確認実験を実施し,吸収エネルギーの算出を試みた.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン