Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

基礎の耐震

Chair:Shogo Ohtake

[I-454] Inspection of seismic performance of existing road bridge in Nankai Trough earthquake

〇Tsukasa Kitaura1, Tomokazu Kobashi1, Hirotaka Morita1 (1.NIPPON ENGINEERING CONSULTANTS CO.,LTD.)

Keywords:Nankai Trough earthquake, Seismic performance check, FRIP

東日本大震災ではインフラ施設が被災し,被災地等への供給に支障が生じた.インフラ供給の輸送に使用される緊急輸送路に架かる橋梁はこうした影響を最小限に抑え,早期に機能を回復しうる耐震性,強靭性を有することが望まれる.本検討では,南海トラフ地震による既設道路橋の影響確認を目的に耐震性能照査及び緊急車両の通行可否について検討を行った.結果,検討対象とした道路橋では十分な耐震性能を有していること,緊急車両の通行に問題が無いことを確認した.しかし、南海トラフ地震動の加速度応答スペクトルが道路橋示方書に示さている標準波の加速度応答スペクトルを上回る周期が確認されたため,架橋位置毎で個別の検討が必要である.

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