[I-299] SBHS500を用いたH型断面長柱の偏心圧縮実験
キーワード:橋梁耐震、二軸載荷、限界状態3、SBHS
近年,橋梁構造物はライフサイクルコストの削減,作業工程の省略,安全性の向上を目指し,使用材料の改良が進められており,橋梁用の高性能鋼材としてSBHSが開発された.しかし、SBHSの既往の研究では,部材や梁を対象とした一軸載荷の研究は数多く行われているが,橋脚のような軸力部材を対象とした二軸載荷に加え,限界状態3の領域を考慮した研究は極めて少ない.そこで本研究では,SBHS500の活用領域を広げることを目的として,溶接H型断面長柱の偏心圧縮実験を行う.柱に軸力と曲げモーメントが作用した場合の挙動を確認し,耐荷力やN-M相関関係など,設計式の照査に必要とされる基礎データを取得する.
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