令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁の耐震(4)

座長:松村 政秀(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 教授 )

[I-306] 構造物種別における新幹線車両の地震時脱線編成数の期待値の評価

〇成田 顕次1、徳永 宗正1、坂井 公俊1 (1.公益財団法人鉄道総合技術研究所)

キーワード:地震時走行安全性、鉄道高架橋、地震応答解析、距離減衰

鉄道構造物においては,近年の大規模地震に伴い,新幹線車両において脱線が発生した。脱線対策を効率的に実施するためには路線全体を俯瞰して脱線に対する性能,強度を評価し,対策を優先する路線,構造物種別,構造形式,対策工法等を選定していく必要がある.そこで本稿論文では,仮想路線を設定し路線全体の新幹線車両の脱線編成数の期待値の評価について検討した.その際の車両の地震時の脱線限界は発生の有無については,,動的相互作用を考慮した非線形数値シミュレーションに基づき評価した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン