令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(測定・モニタリング)

座長:吉田 純司(山梨大学)

[I-345] 動画像解析による変位量を用いた橋梁支承部の機能評価に関する検討

〇齊藤 隆仁1、實成 優馬1、小林 基成1、池田 大造1、牧 祐之2、横山 広2、平山 博2、金 哲佑3、桝谷 浩4、宇津 徳浩5 (1.NTTドコモ、2.大日本コンサルタント、3.京都大学、4.金沢大学、5.富山市)

キーワード:動画像、深層学習による変位量推定、支承部

国内橋梁の多くは供用開始から50年が経過し,維持管理に伴う課題が顕在化している.日常点検や定期点検で行う目視点検は,技術者の経験や技量に依存するため定量的な点検指標が必要といえる.目視点検でわからない車両通行に伴う橋梁の微小な動きを捉えることができれば,定量的に橋梁の機能を評価できる可能性がある.そこで本研究では,支承部の変位量測定を民生用一眼カメラを利用し実現する.支承部撮影動画像に深層学習を用いた解析技術を適用し,変位量の測定とその精度検証を行う.動画像を用いることで空間的に密な注目領域の変位量を捉えることができ,機能評価への適用可能性についても考察をする.

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