令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

ダム・タンクの耐震

座長:木戸 研太郎(独立行政法人水資源機構 総合技術センター)

[I-460] 洪水吐ゲートの地震応答解析における動水圧評価方法の提案

〇神原 天鳴1、山本 利弘1、亀谷 泰久2、鈴木 唯士2、横畑 嘉人3 (1.三菱重工マシナリーテクノロジー、2.中部電力、3.シーテック)

キーワード:洪水吐ゲート、動水圧、付加質量、地震応答解析

洪水吐ゲートの地震応答を精度良く予測するには岩盤・堤体・水門柱・ゲート・貯水が連成する3次元モデルによる解析が望ましい.しかし塑性等の非線形性や貯水の流体要素によるモデル化を考慮すると,この解析に要する時間や労力は大きい.耐震解析の効率化の観点からゲート単独モデルが理想であるが動水圧を評価する方法が課題となる.
本報ではゲートに作用する動水圧を比較的簡便に精度良く取り入れて,ゲートの地震応答をゲート単独モデルで計算する実用的手法を提案する.併せて,提案方法によるゲート単独モデルと3次元連成モデルとの結果を比較することでその妥当性を確認した.

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