[I-463] 3次元連成解析による円筒形タンクを対象としたスロッシングの基礎検討
キーワード:三次元連成解析、スロッシング、円筒形タンク、固有値解析
地盤-流体-構造物の連成解析を行い,液体貯槽のスロッシングやバルジングといった現象を表現するための機能がFLIP ROSE 3Dに付与された.本検討では,スロッシングに対する基礎検討の一環としてFLIP ROSE 3Dによる円筒形タンクを対象とした固有値解析の妥当性について検証を行った.その結果,1次モード,2次モードでは解析値と実験値(あるいは理論値)がほぼ一致したが,高次モードになるほど解析値と理論値との固有振動数に生じる乖離が大きくなり,解析値のほうが高い振動数となった.今後はメッシュ分割数が解析結果に及ぼす影響を確認するとともに,新たに動的応答に対する検討も行う予定である.
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