令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(実験)(1)

座長:市野 宏嘉(防衛大学校)

[I-149] 落石防護土堤の重錘衝突実験に関する衝撃力計測

〇山内 翼1、鈴木 健太郎1、高橋 浩司1、牛渡 裕二1、杉山 直優2、前田 健一2、山澤 文雄3、今野 久志3 (1.構研エンジニアリング、2.名古屋工業大学、3.寒地土木研究所)

キーワード:落石防護土堤、衝撃力、加速度センサ

本研究では落石防護土堤に関する落石捕捉性能把握のための基礎資料収集を目的として,砂,粘性土および砕石で構築した小型土堤模型を対象とした重錘衝突実験を実施し,重錘衝撃力に関する検討を行った.衝撃力の算出は画像解析および加速度センサによって得られた加速度に重錘質量を乗じて算出した。画像解析で得た加速度はノイズが大きく、加速度センサで得た加速度は衝突方向と計測方向が異なる場合過少に評価される傾向を示した.同一エネルギーにおいては,砂と粘性土の最大衝撃力は同程度であり,砕石は約2 倍と大きくなっている.また波形継続時間は砂が40~100 ms,粘性土が50~100 ㎳,砕石は30 ms 程度であった.

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