令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(モニタリング)

座長:澤田 守(国立研究開発法人土木研究所)

[I-353] 光ファイバ計測による平板型UFC 床版の経時挙動に関する検討

〇永井 勇輔1、一宮 利通1、鈴木 英之2、藤原 理絵2 (1.鹿島建設、2.阪神高速道路)

キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、UFC、道路橋床版、光ファイバ

筆者らは,RC 床版の更新に対応する技術として,超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を用いた軽量かつ耐久性の高い床版の開発を進めており,阪神高速道路玉出入路の床版取替工事に初適用した.本論文では,光ファイバを用いたひずみ分布計測から,実橋として供用された平板型UFC 床版の経時挙動を考察した.計測結果より,ひび割れ発生時に生じる局所的なひずみ変化がないことから,供用開始後の約1年間の交通荷重では,ひび割れ等が生じていないと考えられる.今後も継続的なモニタリングを通じて,平板型UFC床版の健全性を確認する予定である.

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