維持管理(モニタリング)

[I-354] Influence of the fulcrum restriction on temperature behavior of existing steel girder bridge with deterioration and damage

〇iwasaki shoji¹, Koichi Yamamura¹, Hajime Shimoda¹, Kazutaka Kadowaki¹, Yuuki Maekawa¹, Yuuki Sakuyama¹, Daiki Yaegashi¹ (1.Civic Design)

Keywords:three-dimensional frame analysis, existing steel girder bridge, thermal stress analysis, bridge monitoring, fulcrum constraint

橋梁モニタリングの目的に，劣化・損傷を検知することが挙げられる.これまでの研究では，劣化・損傷によって上部構造の温度挙動がどのような変化するかについては，十分に解明されてない．岩手県で約30年供用されている2径間既設鋼鈑桁橋を対象に，温度変化による実挙動をほぼ再現できるように工夫した3次元フレーム解析モデルを用いて，様々な劣化状態を想定した解析を行う．その解析結果から温度変化によるひずみ，変位の変化が既設鋼鈑桁橋のモニタリングに応用できるか検討する．また，対象橋梁は，可動支承が支点拘束状態であったため，既設支承をゴム支承へ交換した場合の温度挙動の変化についても解析的に検討する．