令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(モニタリング)

座長:澤田 守(国立研究開発法人土木研究所)

[I-354] 劣化・損傷を有する既設鋼鈑桁橋の温度挙動に与える支点拘束の影響について

〇岩崎 正二1、山村 浩一1、下田 創1、門脇 和孝1、前川 優輝1、作山 裕貴1、八重樫 大樹1 (1.昭和土木設計)

キーワード:3次元フレーム解析、既設鋼鈑桁橋、温度応力解析、橋梁モニタリング、支点拘束

橋梁モニタリングの目的に,劣化・損傷を検知することが挙げられる.これまでの研究では,劣化・損傷によって上部構造の温度挙動がどのような変化するかについては,十分に解明されてない.岩手県で約30年供用されている2径間既設鋼鈑桁橋を対象に,温度変化による実挙動をほぼ再現できるように工夫した3次元フレーム解析モデルを用いて,様々な劣化状態を想定した解析を行う.その解析結果から温度変化によるひずみ,変位の変化が既設鋼鈑桁橋のモニタリングに応用できるか検討する.また,対象橋梁は,可動支承が支点拘束状態であったため,既設支承をゴム支承へ交換した場合の温度挙動の変化についても解析的に検討する.

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