令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(モニタリング)

座長:澤田 守(国立研究開発法人土木研究所)

[I-355] 送電鉄塔異常検出に向けた加速度センサ最適位置の検討

〇栗原 幸也1 (1.東電設計株式会社)

キーワード:送電鉄塔、維持管理

近年,送電用鉄塔の巡視点検業務は,人員削減や経費削減に伴い,従来の規模よりも徐々に縮小化されている.そのため,設備に不具合が生じても発見に時間がかかることがしばし確認されている.
そこで,著者は災害時に人員の安全確保と早期に送電設備の異常を発見することを目的とし,加速度センサを用いたモニタリング手法を提案する.送電鉄塔に加速度センサを設置し,その加速度センサから得られた加速度応答波形より地震や台風などの現象の判別を行い,臨時点検の必要有無を確認する.
本報告では,解析上で地震およびスリートジャンプを起こし,得られた変位応答波形を用いて,現象判別に適したセンサ位置を確認した結果をした.

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