令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(補修)

座長:宮下 剛(長岡技術科学大学)

[I-430] 鋼床版SFRC舗装の接合に使用するエポキシ樹脂系接着剤の環境負荷後の材料特性に関する実験的検討

〇松本 稔将1、村越 潤1、堀井 久一2、小野 秀一3 (1.東京都立大学大学院、2.コニシ(株)、3.(一社)施工技術総合研究所)

キーワード:接着剤、引張せん断接着強さ、圧縮強さ、劣化促進試験

鋼床版橋における疲労き裂の対策として,既存のアスファルト舗装を,剛性が高いSFRC舗装に置き換えて鋼床版と一体化させる工法が提案されており,既設鋼床版橋に広く適用されている.本工法では,SFRCと鋼床版の接合にエポキシ樹脂系接着剤が使用されており、接着剤の環境負荷下での耐久性について知見の蓄積が重要である.そこで,接合部に使用される接着剤を対象として環境負荷後の劣化特性を把握するために,水及び温度による負荷後に引張せん断接着強さ試験及び圧縮強さ試験を実施した.本稿では,これらの試験結果を踏まえて,水及び温度による負荷が接着剤単体の強度に及ぼす影響について分析した結果を報告する.

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