[I-469] Probabilistic capacity estimation of aging RC members using neural networks based on the observational information on corrosion cracks
Keywords:Recurrent Neural Network, Corrosion of steel bar, Spatial variability, Bending strength, Corrosion cracks
塩害環境にある鉄筋コンクリート(RC)構造物は,鋼材腐食に伴う腐食ひび割れが発生する.腐食ひび割れは,内部の鉄筋腐食分布を推定する貴重な情報となる一方で,その予測には大きなばらつきを伴う.本研究では,腐食ひび割れ幅と鉄筋腐食量に関するデータベースを用いてRecurrent Neural Network(RNN)を構築することにより,腐食ひび割れ幅から劣化RC部材に生じる鉄筋腐食分布を推定可能にした.そして,これを用いた非線形有限要素解析(Non-FEA)をMonte Carlo法により実施することで,劣化RC部材の曲げ耐荷力の確率密度分布を求めた.本研究はこの一連のフローを提案するものである.
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