[I-471] WIMデータに基づく確率論的活荷重モデルによるRC床版の安全性照査
キーワード：既設橋梁、安全性照査、WIMデータ、確率論的活荷重モデル
現行の設計基準に定められている荷重値には，様々な条件下への汎用性を考慮し，保守的な値が用いられている．種々の不確実性に関するデータが不足している設計段階においては，大きめに安全裕度を見込まざるを得ないが，維持管理を目的とした既設構造物の安全性照査においては，非経済的であり望ましくない．そのため，最適な維持管理計画を策定するためには，観測データ（例えば，道路橋におけるWeigh-in-motion（WIM）データ）などから現在の荷重条件を反映させたモデルを用いる必要がある．本研究では，WIMデータに基づいて道路橋の安全性照査に用いる活荷重モデルを推定する方法を提案する．
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