Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第I部門

維持管理(耐候性鋼)(2)

Chair:Masazumi Miura

[I-17] Foundational study on corrosion of steel between coating defects of weathering steel in a water stagnate environment

〇Ryo Higuchi1, Sigenobu Kainuma1, Kosi Hasegawa1, Muye Yang1 (1.Kyushu University)

Keywords:corrosion, weathering steel, coating defect, anode, cathode

飛来海塩環境における塗装鋼I桁橋の外桁の内面や内桁などは,ピンホールや顔科粒子との接触界面等に生じたホリデーを介して,進行性の高いマクロセルによる局部腐食が生じやすくなる.また,腐食は単体の塗膜傷からの進行に加え,複数の塗膜傷が相互干渉しながら進行・結合する場合もある.耐候性鋼橋において,塩類が付着・蓄積する乾湿部位と雨水が滞水する部位近傍などに,著しい腐食損傷が報告されている.本研究では滞水環境における耐候性鋼材の近接する2つの塗膜傷間の腐食特性について検討することを目的とした.そのために,モデル試験体を製作して,電極間におけるマクロセル腐食電流の測定を行った.

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