座屈・耐荷力(柱・その他)

[I-123] The design and the ultimate strength behavior of Built-up Columns subjecting the compressive load.

〇Kaname Iwatsubo¹, Nanami Oda⁵, Takao Miyoshi², Toshikazu Takai³, Kazuya Tamada⁴ (1.National Institute of Technology, Kumamoto College, 2.National Institute of Technology, Akashi College, 3.Kyushu Institute of Technology, 4.National Institute of Technology, Maizuru College, 5.NIPPON STEEL Eco-Tech Corporation)

Keywords:Buil-up Column, Lacing-Bar, Channel Steel, Corrosion, The Ultimate strength

組立材は古い橋梁でよく見ることが出来るが，最近では橋梁長寿命化対策の中で，補修の対象部材となることがある。特に，レーシングバーが腐食によって損傷しているケースも見受けられる。しかしながら道路橋示方書では昭和48年版を最後に組立材の記述はなく，補修設計をする際に組立材の耐荷力挙動などを調べることは困難である。そこで本研究では，設計方法と耐荷力挙動の考え方などを文献から整理し，溝形鋼を用いた組立材の耐荷力を数値解析で調べたものである。数値解析を行う上での問題点として，初期たわみや残留応力が不明である点や，リベット接合や接触のモデル化に工夫が必要であることが分かった。