Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

座屈・耐荷力(柱・その他)

Chair:Mamoru Sawada

[I-128] Influence between the Corroded girder Quantity and the Load Carrying Capacity in a Corroded I Girder Bridge System

〇Kentaro Arimura1, Ryoga Oura2, Takashi Yamaguchi2 (1.Oriental Consultants Co., Ltd., 2.Osaka City University)

Keywords:steel I-girder, bridge system, load carrying capacity, corrosion

著者らは,これまで,鋼I桁橋を対象に,主桁端部の腐食が橋梁システムとしての耐荷性能に及ぼす影響を検討し,複数あるうち一部の主桁の桁端部に腐食を有する場合,腐食した主桁の桁端部が最大耐力に至っても,隣接する健全な主桁の桁端部が腐食桁を補完するように荷重を分担し,橋梁システムとしての耐力はその後も上昇することを明らかにした.また,主桁本数が多いほど最大荷重倍率は増加し,構造システムとして機能することで耐荷性能が向上することを明らかにした。そこで,本研究では,耐荷性能評価を行うための指標を検討するために,腐食桁本数の違いが耐荷性能に与える影響について,全橋FEMモデルを用いて解析的に検討した.

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