[I-21] Fundamental Study on the Electrochemical Behaviors of Steel Corrosion at Zinc-Rich Painting Defect
Keywords:Corrosion, Coating, Zinc-Rich Painting, Electrochemical Behaviors
鋼橋の塗装系には塗膜の高耐久性化の観点から,ジンクリッチペイントを用いた重防食塗装系が用いられている.新設橋には無機ジンクリッチペイント,塗替え塗装時には有機ジンクが一般に採用されている.ジンクリッチペイントは亜鉛末を多量に含むことから,鋼素地が防食される.しかし,有機ジンクについては,バインダーとしてエポキシ樹脂が主として用いられるため,無機ジンクに用いられるアルキルシレケートとは異なり,亜鉛末と鋼素地の電気的短絡が阻害され,犠牲防食作用が期待できない.本研究では有機ジンクと無機ジンクの防食作用を定量評価するために2電極を有する塗膜傷のモデル試験体を製作し,その塗膜傷にEIS測定を実施した.
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