令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(腐食)

座長:坂本 達朗(鉄道総合技術研究所)

[I-26] 逆距離加重法を用いた鋼桁の腐食評価の精度向上に関する検討

〇三輪 直登1、永田 和寿1、長谷川 陽平1、Zabihullah Rasoli1、前原 綾乃1、六谷 拓真1 (1.名古屋工業大学大学院)

キーワード:逆距離加重法、鋼桁、腐食評価、結露、腐食電流量

本研究では,これまで鋼橋の結露による腐食に着目し,任意の地点での簡易的な結露発生評価を目的とし,逆距離加重法による気温と相対湿度の予測,結露評価を行ってきた.しかし,一般的な逆距離加重法では距離のみを考慮しており,山間地で大きな誤差が生じるという問題点があったため,本研究では標高差を考慮した気温と相対湿度の修正式の提案,その式の有効性の確認を行った.加えて,修正式を用いた予測結果と実際の鋼橋での現場計測結果と比較し,簡易的な腐食程度の評価(結露評価)を行った.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン