[II-08] バッフルブロック設置による潜り跳水中の偏向流況の制御
キーワード:潜り跳水、偏向流況、制御、迷入対策、バッフルブロック
スルースゲートの下部から放出される場合,下流水位の変化に伴い被りの大きな潜り跳水が形成され,条件によっては主流が底面から上昇する段階で,3次元的かつ不規則に偏向する.このような偏向流況が形成されることにより,流れを感知した魚類がスルースゲート周辺に迷入し,魚道が設置されているにもかかわらず遡上経路を見失う可能性がある.本研究では,バッフルブロック設置による偏向流況の制御について提案し,バッフルブロックの有無および設置位置を変化させた場合の流速場の変化に着目して実験的検討を行った.実験結果より,主流をバッフルブロックにより水路中央に集めることによって,偏向流況を制御できる可能性が示された.
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