令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

基礎水理・数値解析

座長:音田 慎一郎(京都大学)

[II-114] 階段状水路におけるnonaerated skimming flowの境界層の発達状態と相対損失水頭との関係

〇廣田 直樹1、佐藤 柳言1,2、高橋 正行1,2 (1.日本大学大学院理工学研究科、2.日本大学理工学部)

キーワード:階段状水路、Nonaerated skimming flow、乱流境界層の発達状態、エネルギー消散厚、損失水頭

階段状水路は,急傾斜水路を流下する高速流のエネルギーを傾斜面上で減勢させる方法として用いられている.ダムなどで大流量の越流が生じたとき,階段状水路上の流れが全てnonaerated skimming flowの流況となる場合がある.しかし,階段状水路上でのエネルギーの減勢効果について定量的に明らかにするには,さらなる研究の必要がある.本研究では,広範囲な水路傾斜角度と相対ステップ高さの階段状水路におけるnonaerated skimming flowを対象に,実験的および解析的に乱流境界層の発達状態と損失水頭との関係を示した.

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