[II-115] FUNDAMENTAL CONSIDERATIONS ON HIGH VELOCITY OPEN CHANNEL FLOWS BELOW AN ABRUPT EXPANSION
キーワード:高速流、開水路急拡部、特性曲線法
開水路急拡部下流の高速流について理論的に検討するとともに,結果を数値解析結果と比較することにより検証したものである.開水路急拡部下流の高速流は特性曲線法に基づいて三領域に区分できることが知られている.第一は水理量が上流端と同一の三角形領域,第二はその下流部で上流端の右端から出る水際線と中心軸上の三角形の頂点からでる正の特性曲線で囲まれる領域,第三は第二の領域の下流域である.本研究では,三角形の頂点からでる正の特性曲線を理論的に導かれた関係式を用いて計算することで領域区分を完結することを検討する.さらに区分曲線に関して,浅水流方程式に特性曲線法を適用して得られた計算結果を用いて検証する.
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