令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

基礎水理・数値解析

座長:音田 慎一郎(京都大学)

[II-115] FUNDAMENTAL CONSIDERATIONS ON HIGH VELOCITY OPEN CHANNEL FLOWS BELOW AN ABRUPT EXPANSION

〇ピセイ ター1、細田 尚1、プエイ ハウ ティオン2 (1.京都大学工学研究科都市社会工学専攻河川流域マネジメント工学講座、2.University Sains Malaysia)

キーワード:高速流、開水路急拡部、特性曲線法

開水路急拡部下流の高速流について理論的に検討するとともに,結果を数値解析結果と比較することにより検証したものである.開水路急拡部下流の高速流は特性曲線法に基づいて三領域に区分できることが知られている.第一は水理量が上流端と同一の三角形領域,第二はその下流部で上流端の右端から出る水際線と中心軸上の三角形の頂点からでる正の特性曲線で囲まれる領域,第三は第二の領域の下流域である.本研究では,三角形の頂点からでる正の特性曲線を理論的に導かれた関係式を用いて計算することで領域区分を完結することを検討する.さらに区分曲線に関して,浅水流方程式に特性曲線法を適用して得られた計算結果を用いて検証する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン