[II-130] 本川と支川に囲まれたエリアでの多地点同時破堤による氾濫リスクの把握
キーワード:浸水想定、河道整備、水害リスク、支川合流
平成30年7月豪雨を受け,本川と支川の合流部における氾濫リスクがクローズアップされており,当該エリアにおいて起こり得る氾濫リスクを把握することは極めて重要である.本論文では,流下能力に影響を与える河道整備を実施した場合において,本支川が同時破堤した場合を想定するとともに,河道の水位低下と,本支川に囲まれたエリアにおける氾濫状況の関係性を分析することで,その浸水リスクを検討した.河川の水位低下による破堤タイミングの遅れや水位・流量ピークの相違が及ぼす氾濫原への影響等,起こり得る事象に対して最大包絡のみを捉え判断するのではなく,時系列的に把握することは極めて重要であることが本検討により示された.
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