流出・氾濫(1)

[II-134] Development of a prediction model for river water level and flood area for supporting railway operation

Ryo Manome¹, Satoshi Watanabe¹, Shoichi Kawamura¹, 〇Satoshi Yamaguchi², Takashi Kusuda³ (1.Railway Technical Research Institute, 2.Hitachi, 3.Hitachi Power Solutions)

Keywords:Flood prediction, Supporting railway operation , Runoff analysis, Inundation analysis

関東近郊のS駅周辺を対象にした河川水位・氾濫域予測システムの構築について報告する。水理水文モデルとしてDioVISTA/Flood を用いた。分布型流出モデル、 1 次元河道モデル、 2 次元氾濫モデルからなるモデルを作成した。河道断面として実測データを取り込んだ。 流出モデルおよび氾濫モデルのメッシュサイズは 25 m とした。予測システムにより、当該駅近くの河川水位の再現精度を検証した。過去の出水5 例について、ピーク水位を-0.07 m ないし+0.32 m の誤差で再現した。36 時間分のシミュレーションに207 秒を要した。予測システムとして十分な性能が実現できた。