[II-134] 鉄道運行支援のための河川水位・氾濫域予測モデルの開発
キーワード:氾濫域予測、鉄道運行支援、流出解析、氾濫解析
関東近郊のS駅周辺を対象にした河川水位・氾濫域予測システムの構築について報告する。水理水文モデルとしてDioVISTA/Flood を用いた。分布型流出モデル、 1 次元河道モデル、 2 次元氾濫モデルからなるモデルを作成した。河道断面として実測データを取り込んだ。 流出モデルおよび氾濫モデルのメッシュサイズは 25 m とした。予測システムにより、当該駅近くの河川水位の再現精度を検証した。過去の出水5 例について、ピーク水位を-0.07 m ないし+0.32 m の誤差で再現した。36 時間分のシミュレーションに207 秒を要した。予測システムとして十分な性能が実現できた。
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