[II-136] 中小河川の氾濫流挙動を踏まえた流域管理に関する一考察
キーワード:中小河川、氾濫流の挙動、流域管理
令和元年台風19号では中小河川の氾濫が目立ち,気候変動による豪雨災害が懸念される中,河道だけでは耐えられない洪水外力に対し氾濫は生じるものとした減災対策の必要性を改めて提示したものと言える.そこで,本研究では栃木県佐野市を流下する秋山川の破堤氾濫を事例として,その流下過程から氾濫流の流域管理についての考察を行った.その結果,氾濫流の流下過程を踏まえ,湛水する水田等の低平地を特定し,微高地の集落と言う住まい方の工夫が氾濫被害を軽減するための流域(氾濫原)管理として重要であることを指摘した.
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