Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第II部門

降水・大気

Chair:Yukiko Hirabayashi

[II-43] Examination of discrimination and prediction methods for the development and non-development of eggs of cumulonimbus clouds using atmospheric field information

Koichi Aoki1, Yoshiharu Suzuki2 (1.Hosei University Graduate School, 2.Hosei University)

Keywords:eggs of cumulonimbus clouds, localized heavy rain, XRAIN, MSM, SOM

短時間で急激に発達した積乱雲によってもたらされる局地的豪雨が頻発化しており,人的・経済的被害の増大が懸念されている.そこで本研究では,XRAINとMSMより算出した大気場情報を用いて,積乱雲のタマゴの発達リスクの評価を行った.積乱雲のタマゴが発達する事例・発達しない事例についてSOMを用いたクラスタ解析を実施し,積乱雲のタマゴの発達・非発達に関する判別精度・予測精度の向上を目的とした.積乱雲のタマゴの発達・非発達の予測では,数は少ないものの6個の積乱雲のタマゴを全て正確に予測することができた.今後の課題は,積乱雲のタマゴの数をさらに増やして正しく予測できるかを確認することなどが挙げられる.

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