[II-158] フィルターユニットによる洋上風力モノパイル基礎の洗掘防止工水理実験
キーワード:洋上風力発電、モノパイル基礎、洗掘防止工、フィルターユニット
洋上風力発電におけるモノパイル基礎において、普及が進む欧州では石を用いた洗掘防止工が最も一般的に用いられる。砂地盤の吸出しを防止するための砕石によるフィルター層の上に、フィルター層の飛散を防止するための大き目の石を用いたアーマー層を設置する構造が用いられる。我が国においては特にアーマー層について良質な石の入手が難しく、アーマー層にフィルターユニット(FU)を用いる洗掘防止工を提案する。本研究では、移動床を用いた水理模型実験により高波浪時の安定性の確認を行った。FUを用いた洗掘防止工は、洗掘防止工全体の沈降や基礎周辺の洗掘の発生などが見られず、良好な機能を示した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン