[II-124] ダム堆砂状況調査の新しい手法 “魚群探知機によるソナーマッピング"
キーワード:ダム堆砂、音響測深、土砂管理、三次元地形モデル
貯水池の堆砂状況の把握は最も基本的かつ重要な管理課題のひとつ.貯水池の堆砂状況をより簡便に把握するため,高性能化の著しい魚群探知機を利用する調査手法―ソナーマッピング-を試行.
市販の魚群探知機をゴムボート等の小型調査船に搭載してダム湖上を航行すれば,位置情報付きの音響測深情報が従前のレッド測深調査の百倍以上取得できる.計測データは市販の専用ソフトウェアによる簡単な処理で湖底の三次元地形モデルに加工され,確からしい水底地形図が作成できる.その計測精度は土砂堆砂状況のモニタリングツールとして十分なもので,貯水池の土砂管理のコストダウンに貢献できるだろう.
市販の魚群探知機をゴムボート等の小型調査船に搭載してダム湖上を航行すれば,位置情報付きの音響測深情報が従前のレッド測深調査の百倍以上取得できる.計測データは市販の専用ソフトウェアによる簡単な処理で湖底の三次元地形モデルに加工され,確からしい水底地形図が作成できる.その計測精度は土砂堆砂状況のモニタリングツールとして十分なもので,貯水池の土砂管理のコストダウンに貢献できるだろう.
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