令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流出・氾濫(2)

座長:手計 太一

[II-142] 東京都23区に隣接する市の浸水リスク評価と雨水貯留施設による被害軽減効果

磯谷 朗太1、白石 紗希、宮田 紗緒里、関根 正人1 (1.早稲田大学大学院)

キーワード:集中豪雨、都市浸水、浸水リスク、数値解析、下水道ネットワーク、雨水貯留施設

東京都23区に隣接するM市では,近年の都市型豪雨により多くの冠水被害が起きている.本研究ではM市を対象として,これまでに開発を行ってきた精緻な浸水予測手法S-uiPSを用いて,同市全域の浸水・氾濫解析を行い,豪雨時の北町周辺の浸水危険度に関する数値予測計算と,該当地点に整備された雨水貯留施設の効果検証を行った.ここでは,対象エリア内の下水道,道路,街区等の都市インフラにまつわる情報を全てデータ化するとともに,同地点周辺とその雨水貯留施設の水路群を詳細にデータ化し,浸水プロセスを明らかにした.その結果から,同地点における浸水の危険性と,雨水貯留施設の浸水被害軽減効果について検討し考察を加えた.

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